手順は色んな機種で使われている方法で、
他の端末でも応用が効くので、ツールキットとかは使わずに自分で出来るように
なるといいと思います。
CyanogenModをビルドするためには、Ubuntu環境が必要になるので、
root化ツールのビルドもUbuntu環境を前提に書きます。
後は、端末でバイナリを実行するので、AndroidNDKもUbuntu環境に
構築しておきます。
Ubuntu環境の構築については、VirtualBOXやVMware Playerを使用します。
この辺は、色んな記事があるので、そちらを参照してください。
また、AndroidNDKも
https://developer.android.com/tools/sdk/ndk/index.html
ここから、Linux64bit版を入れて、パスを通しておきましょう。
次に、root化ツールに必要なオブジェクトをビルドします。
このような素晴らしいツールを公開してくださっている、
android-rooting-toolsのメンバーの皆さんに感謝します。
まずは、gitを使ってソースをダウンロードします。
root化に必要なアドレスを検索するツールとセキュリティモジュールを
解除するツールです。
git clone --recursive https://github.com/android-rooting-tools/android_get_essential_address.git
git clone --recursive https://github.com/fi01/backdoor_mmap_tools.git
それぞれをandroid-ndkを使ってビルドします。
ndk-build NDK_PROJECT_PATH=. APP_BUILD_SCRIPT=./Android.mk
libs/armeabiフォルダに、
get_essential_address
disable_ccsecurity
install_backdoor
run_root_shell
が出来ます。
また、device_databaseフォルダにあるdevice.dbも必要になります。